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ひとつ、オススメ本ということで。

土門秀明『地下鉄のギタリスト』
表紙画像を貼ってもご覧の通り、
真っ白でシンプルそのもの表紙はちっとも目立たない。
が、表紙でひと目を惹いてやろうというような、
そんなあざとい本じゃないんだから、これでいい。
これがいい。
人に教えてもらって、
読んで、
感動した。
この本に出会えてよかったと思えた。
ロンドンの地下鉄には、
公認路上(つか地下鉄駅構内)ミュージシャンがいる。
彼らを「バスカー」(Busker)といい、
その活動を「バスキング」(Busking)という、のだそうだ。
日本人で初めてそのバスカーになったのが、
ギタリストである著者の土門秀明氏。
日記形式で綴られているのは、
地下鉄駅構内で歌う土門氏が出会う、
ロンドンという街と人びとの光景だ。
人種差別や貧困、薬物中毒といった、
そんな悲しい出会いももちろんある。
だって、現実なんだから。
だけどそれ以上に、
明るくたくましい人びとと土門氏の姿が、
実に印象的なんである。
「ま、いろいろあるけど、
この世界って割と捨てたもんじゃないよね」
ってな思いにさせてくれる、そんな素敵な本なのだ。
……そう、
この本には人情とユーモアいっぱいのやりとりがあふれている。
で、この手の話となると、
「いいよなあ、昔は日本もこうだったけどね」
なんて、したり顔で誰かが言い出しそうな気配を感じるw
が、違うんだよな、たぶん。
土門氏が生きている世界がこうも素敵なのは、
きっと土門氏その人が素敵だからなのだ。
日本でプロのギタリストとして活動していたのに、
思い立って渡英して、
英語学校に通いながらバスカーになって……と、
そんな風にエネルギッシュに生きているから、
彼の周囲の世界もこうも生き生きと魅力的なんだろう。
仮に私がロンドンに行ったところで、
この本にあるような出来事には絶対に出会えないw
世界の一側面、
それもこんなにも素敵な姿を教えてもらえて、
本当によかった。
---------------

この秋、どんな本を読みましたか? おすすめの本を教えてください。
土門秀明『地下鉄のギタリスト』
表紙画像を貼ってもご覧の通り、
真っ白でシンプルそのもの表紙はちっとも目立たない。
が、表紙でひと目を惹いてやろうというような、
そんなあざとい本じゃないんだから、これでいい。
これがいい。
人に教えてもらって、
読んで、
感動した。
この本に出会えてよかったと思えた。
ロンドンの地下鉄には、
公認路上(つか地下鉄駅構内)ミュージシャンがいる。
彼らを「バスカー」(Busker)といい、
その活動を「バスキング」(Busking)という、のだそうだ。
日本人で初めてそのバスカーになったのが、
ギタリストである著者の土門秀明氏。
日記形式で綴られているのは、
地下鉄駅構内で歌う土門氏が出会う、
ロンドンという街と人びとの光景だ。
人種差別や貧困、薬物中毒といった、
そんな悲しい出会いももちろんある。
だって、現実なんだから。
だけどそれ以上に、
明るくたくましい人びとと土門氏の姿が、
実に印象的なんである。
「ま、いろいろあるけど、
この世界って割と捨てたもんじゃないよね」
ってな思いにさせてくれる、そんな素敵な本なのだ。
……そう、
この本には人情とユーモアいっぱいのやりとりがあふれている。
で、この手の話となると、
「いいよなあ、昔は日本もこうだったけどね」
なんて、したり顔で誰かが言い出しそうな気配を感じるw
が、違うんだよな、たぶん。
土門氏が生きている世界がこうも素敵なのは、
きっと土門氏その人が素敵だからなのだ。
日本でプロのギタリストとして活動していたのに、
思い立って渡英して、
英語学校に通いながらバスカーになって……と、
そんな風にエネルギッシュに生きているから、
彼の周囲の世界もこうも生き生きと魅力的なんだろう。
仮に私がロンドンに行ったところで、
この本にあるような出来事には絶対に出会えないw
世界の一側面、
それもこんなにも素敵な姿を教えてもらえて、
本当によかった。
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この秋、どんな本を読みましたか? おすすめの本を教えてください。
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作者様ですか!?
え、ええ、ええっ(゚∀゚;)
……と、動揺中です。
本当に楽しく読ませていただきました!
どうぞお体に気をつけて頑張ってください。
……と、動揺中です。
本当に楽しく読ませていただきました!
どうぞお体に気をつけて頑張ってください。