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家族したり、本読んだり、ゲームしたり。 そんな日常の身辺雑記。  
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米原 万里 ¥ 620
ユーモアやウイットのない息苦しさ
存在するけど見えないもの・
じっくりじっくり楽しみましょう
やはり専門を
おもしろいです。


同じ作者の、
ロシア語翻訳者の立場からのエッセイは面白い。
ということで読んでみた『真夜中の太陽』。
間違ったorz

内容は99年ごろの日本への苦言、つか文句。
申し訳ないが、
「昔は良かった」「こんなんじゃなかった」「今はダメ」
というステレオタイプの論調にしか読めなかった。
そういう年寄りの繰り言系現代呪詛にしても、
ブラックユーモアで面白く書けてたら、まだよかったんだけど。

神ならぬ人の身、
色眼鏡越しにしかこの世界を見ることはできないのだ。
だから同じ時代、同じ国に生きていても、
楽観的な人・悲観的な人、それぞれがいる。
(『ローマ人の物語』でもそんなこと言ってなかったっけ?)

で、私は楽観的なのだ。
衣食住に困ることなく、
日常的に命の危険にさらされることなく、
教育を受けられて、
救急搬送が受け入れられなかったことがニュースになるくらい
医療サービスが当たり前とされる社会は、
「幸せ」だと思っている。

なのでこうもぐだぐだと文句をつけられても、
「はあ」
としか言いようがない。
そして段々不愉快になってくる。

生臭い話だが、これは売っている本じゃないか。
原稿料も印税ももらっている(と思われる)。
それのカネの元は、こうして本を買う読み手なのだ。
カネをとる以上、せめて読み手になにか与えてもらいたい。

現代日本への苦言が悪いというんじゃない。
ただ「社会の正しいあり方」を語るために勉強している専門家
(社会学者とか政治学者とか予言者とか?w)
でもない、そういう意味ではシロウトの人が、
目新しい切り口からというわけでもなく、
しかも面白く読ませる文章技術もないまま、
ただ不平不満ばかりを書き連ねている本は、
少なくとも私にはなにも与えてくれない。

この本の文章が書かれてから8年以上たっているが、
文中で手抜きだ寿命だと言われた山陽新幹線のトンネルはまだ無事で、
今日も0系アンコールさよなら運行で使われている。
コンクリートより木のほうが寿命が長いから基本資材は木材にしよう、
なんて話はどこからも出ていない。
たぶん。

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今日はバレー部の忘年会&送別会。
ひとり転園してしまうのだー。
とてもとても残念なのだけれど、こればっかりは仕方ない。

子供が生まれて以来、外食場所は本当に限られてきた。
行くこと自体少なくなった。
(子育て中だってちゃんとお出かけする人がほとんどなわけで、
 単に私が面倒くさがり&出不精なだけなんだけどw)
なので、久しぶりに「おいしいもの」が食べられる!
これは楽しいw

久しぶりのサングリアも、
シーザーサラダ、
あぶりしめさば、
タンシチュー
クリーム豆腐チーズ、
水餃子、
シメのプチタルトまで、
いやいや堪能いたしました(-人-)
こんなにいいお店が近くにあったとは。

その後はカラオケまで行って、結局12時。
夜に弱い私はここでサヨナラさせてもらって、
途中でコーラを買って帰った。
この日ばかりはカロリーなんて、ねえw
それは野暮ってものですぜ、ダンナ。

真っ暗な通りも、その中で煌々と明るいコンビニも、
ああ、なんか昔に返った気分w
リフレッシュできたー。

今日は風邪気味で喉が半崩壊だったのでカラオケはパスしたけど、
これもまた行きたいなあ。
今度は家族でもいいかもw

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綱本 将也, ツジトモ ¥ 570
売りはそこじゃないだろう
監督の対大阪のシナリオが見え始める


ジャイキリ8巻、遅ればせながら読了。
くそう、1-2とはまたいいところで終わってるなー!!w

これまで結構表情が変わらないキャラだったジーノが、
夏木相手だと表情が変わるのが面白い。
黒田や世良の単純さはなんで許せるんだ、ジーノw

同い年&同じ番号の椿と窪田。
いまはかなりの差があるけど、
これから互いに意識し合うライバルになってくといいなあ。
この巻がそういう伏線であることを祈るw

うんうん、にしてもやっぱいーね。
スポォツはいーね。
自分でやる分にはいろいろとアレだけど、
がんばってる人を見るのは、
(フィクションだけどさw)
いいもんだ。

9巻発売まで、長いなあ……(´・ω・`)

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ローラ ヒレンブランド, Laura Hillenbrand,
奥田 祐士 ¥ 1,890
感動の巨編
雨のち雨のち雨
愛情と信頼の物語
後半盛り上がる!
実話であることが面白い


映画化されて文庫版もあるらしいけど、
図書館で借りたのはハードカバー本だったので、リンクこっちで。

で、感想。
ひと言でまとめれば「きっつー」w

翻訳物にはありがちな欠点なんだが、
訳す人が「文章書き」ではなく「語学技術者」寄りだと、
非常に読みにくい日本語になるorz
残念ながら、この本はちょいとそんな印象。

加えて、原書どおりと思われる構成も不親切なのだ。
どこにでもいそうな駄馬だったシービスケットが名馬となるまでが、
はっきり言って長い。

1930年代後半、世界恐慌ただなかのアメリカ。
そんな時代から、
自動車時代の先駆者である馬主ハワードの半生
西部開拓時代を引きずる無口な調教師スミスの変人ぶり、
陽気で無鉄砲で文学好きな騎手ポラードらの苛酷な生活、
そんなものが延々語られるんである。
正直、馬のドラマを求めてページを開いた身には、
「……うん、背景はもうわかったから、話まだ始まんない?」
って感じなんである。

これを越えてようやく、
下部レースでとろとろしているところを見出したスミス、
スミスの言を信じてぽんと買い取る気前のいいハワード、
個性を理解し鞭を使わないポラードという、
自分を愛する3人の男たちに支えられながら、
シービスケットが才能を開花させていくドラマにたどり着ける。
……のだが、この試練を乗り越えられずに古本屋に行く人が、
3割くらいはいそうな気がするw

いざ物語が始まっても、案外と「レースそのもの」の描写は少ない。
シービスケットの、
信じられない速さのタイムだったり、
調教相手をからかう勝負根性(というか意地悪っぷり)だったり、
横になって眠り長距離移動もこなすのんきさだったり、
重馬場に対する弱さだったり。
その間を埋めるのが、
60kg近い斤量を背負わせる委員やえげつない取材陣を出し抜き、
なんとか秘密調教しようとするスミス、
名馬の馬主であることを楽しむ無邪気な金満家ハワード、
怪我や貧乏等さまざまな危険と隣り合わせのポラードら騎手といった、
これまたレース外の描写なんである。

前述したとおり文章も構成も「きっつー」なんだが、
この人間ドラマもまたきっつい。
人間はこんなにも浅ましい存在なのですかあーめん、と、
思わずつぶやきたくなっちゃうエピソードがゴロゴロしている。
無責任なマスコミや容赦ない騎手同士のやりとりなんて、
軽く人間不信になれそうだw
さらには騎手の致命的な落馬事故が、
肉体的な意味でかなりキツい。
脚が、脚がそんなことにいい((((;゚Д゚))))

そんな感じで、
第二次世界大戦前夜の競馬界の雰囲気は存分に味わえるんだが、
シービスケットがいかに強く、桁外れで、
人びとを熱狂させた馬だったかという点になると、
なんだかちょっと物足りない。

しかし、1歳下のこれまた歴史的名馬、
ウォーアドミラルとの一騎打ちレースは燃えた!
写真もあるのだが、
このウォーアドミラル、本当にきれいな馬なのだ。
それに比べてシービスケットは、
牛追いポニーと言われたような冴えない馬。
瞬発力に優れた先行馬ウォーアドミラルに対し、
シービスケットは中ほどを進んで最後に抜き去る差し馬。
だというのに、レースをしたがらない相手の条件に譲歩しまくり、
わざわざアメリカ横断して相手地元の東部へ出向いた上、
先行馬が絶対有利のマッチレースで、
そのシービスケットが勝っちゃうのだ!

そして最後の挑戦、サンタアニカ・ハンデ。
2度の重症から立ち直ったポラードとともに、
自分の怪我も克服してよみがえった7歳のシービスケットは、
現役馬としては高齢にも関わらず、
やっぱり最大の斤量を背負わされてしまう。
ポラードの体力・技術も不安視されている。
……くーっ、燃える!w

人間関連の描写をせめて半分にしてくれていたら、
もっとすっきりわかりやすい本だったと思うのだがw
ま、フィクションじゃなくてノンフィクションなんだから、
このくどさは仕方ないのかもしれないが。

私は馬が好きで、競馬も好きだ(やらないけど)。
だからシービスケットという名馬をこの本も好きだ。
私の本棚にあってもいい。
……が、後でまた読み返すかどうかは、微妙な本かもしれないw

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綱本 将也, ツジトモ ¥ 570
サッカーを愛する人は是非読むべし!!
対大阪ガンナーズ戦!!
VS大阪ガンナーズ
オモシローイっ!


発売日ー。
ジャイキリ7巻、当然ゲット(・_・)ゞ
以下感想垂れ流し。

ガンナーズ戦前半。
瞳孔ひらいちゃってる上にモブキャラ顔の窪田がいいw
それに、志村のキャラデザもいいw
普通この下メバリ三白眼顔は、性格の悪い敵役だろー。
なのに天然ボケってw
髪型にこだわるハウアーのデザインも、
カラーじゃなくても実に青ヒゲ大男っぽくていいと思いますw

アナログなのかな、アナログだよな。
♯1でのピッチの緑のベタ塗りにちょっと(゚∀゚;)だったけど、
いまはすっかりこの画でないとダメになったw
適度に粗っぽくて勢いのある線が大好きだー。
7巻の個人的ベストカットは、p118の清川のディフェンス。

そしてガンナーズといえば、ダルファー監督&ソノダ君。
このまま髭男爵やってくれないだろうかw
息ぴったしで楽しそうだよなー。
ブラン監督のところとは大違いだw
いいなー、この職場w

サッカースタイルもガンナーズは面白い!
4枚FWって、ホントにあったらすごいよなー。
普通にファン多くなりそうだ。
波状攻撃の末に入る1点て、
なんつーか「強い!」って感じなんだよなあ。
カウンター一閃、ワンチャンスをモノにするほうが、
実際は効率がいい攻め方なんだろうがw

ETUももちろんよし。
黒田はいつ出てもいい味出すなあw
にしてもほんと、どーして悪口は言葉の壁を越えるのかw
言ってる内容は正論過ぎて反論もできないゆえに、
さらにムカつき度↑のザッキーも、
これまたいつ出てもいい味出すなw
ETUは黒と赤の縦縞ミラン色、
田と崎はやっぱりチームに必須ってことですかねw
ドリさんの存在感が増していて、これもよかった。
最後の砦GKってカッコいいもんなー!

そしてますます「曲がり屋」としての地位を築きつつある後藤さん……。
展開は必ず後藤さんの解説の逆になるんだよなorz
がんばれ。

10月11月連続刊行も納得の、前半0-2でのエンド。
早く8巻、後半戦!

……で。
スカルズ特製ETU・Tシャツプレゼントは、
さて、どうしましょうかねw

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