PR
メイドものとして名高い、森薫『エマ』。
現代日本のアキハバラあたりにいらっさるエセメイドではなく、
本格!英国!ヴィクトリアン!なメイドさんである。
(メガネっ娘だが)
もともとお勉強系マンガは大好物なので、
いつかは読もうと思っていたのだ。
で、やっと読んでみての感想。
「ヴィクトリアンな世界がとってもステキでした!
勉強になりました!」
……うん、イギリス・ヴィクトリア時代の雰囲気を楽しむには、
とってもいいマンガだと思うんだ。
メイドその他の当時の人とか暮らしぶりとか、習俗だとか、
光だけじゃなくて影もしっかり描いていて、
それは本当に興味深かった。
ただなー。
基本となるストーリーに、ちょっと私はついてけなかったorz
いや、いいんだ、フィクションなんだから。
孤児でメイドのエマの恋の相手が、
成り上がりじゃあるが上流階級の端くれであるジョーンズ家長男、
ウィリアム・ジョーンズだって。
そういう設定は全然構わないんだ。
当時の厳格な階級社会に立ち向かう恋!ってなもんで、
むしろ燃えで萌えな展開なんだ。
……だけどなー。
なんというか、
このふたりがそこまで惹かれ合っていたってところに、
ちょいと納得できなかったというか……。
エマは若い美人で、働き者、性格は控え目で照れ屋。
しかも、元家庭教師である主人のケリー・ストウナーから、
読み書き・立ち居振る舞いに始まりフランス語まで教わっていて、
そんじょそこらのメイドじゃない。
よってモテまくる。
だから恩師を訪ねたウィリアムが、
そこで出会ったエマにぽーっとなるのも当然っちゃ当然。
だけど、やっぱりほらそこが「階級社会」なわけで。
ウィリアムが、
「美人メイドつまみぐい♪」
って鼻持ちならないバカボンなら、
かえって納得はいくんだけどw
が、彼は好意全開のお坊ちゃんなのだ。
そういう人が最初から階級社会の常識をかなぐり捨てて、
メイドにそんなに熱心になるかなあ?
という疑問が、どうしてもつきまとってしまった。
そこまで一途に思い込むほど、
一目でエマに惚れ込んじゃったって印象も受けなかったし。
エマにしても、
ウィリアムにプレゼント買ってもらったり、
誘われたデートに出かけたりはしているが、
それってメイド的にはどうなんだろう?
もらったラブレターに片っ端からお断わりの返事を書いていたのに、
なぜにウィリアムにだけはそうもフレンドリーだったんだ?
大恩ある主人ケリーの教え子だったから?
だけどそれならよけいに遠慮しないか?
ってことで、
「……えーと、アナタたち一体いつからそんなラブラブに?」
という戸惑いを終始ぬぐえなかった。
もともとニブいもので、すみません(´・ω・`)
面白かったけどね!
現代日本のアキハバラあたりにいらっさるエセメイドではなく、
本格!英国!ヴィクトリアン!なメイドさんである。
(メガネっ娘だが)
もともとお勉強系マンガは大好物なので、
いつかは読もうと思っていたのだ。
で、やっと読んでみての感想。
「ヴィクトリアンな世界がとってもステキでした!
勉強になりました!」
……うん、イギリス・ヴィクトリア時代の雰囲気を楽しむには、
とってもいいマンガだと思うんだ。
メイドその他の当時の人とか暮らしぶりとか、習俗だとか、
光だけじゃなくて影もしっかり描いていて、
それは本当に興味深かった。
ただなー。
基本となるストーリーに、ちょっと私はついてけなかったorz
いや、いいんだ、フィクションなんだから。
孤児でメイドのエマの恋の相手が、
成り上がりじゃあるが上流階級の端くれであるジョーンズ家長男、
ウィリアム・ジョーンズだって。
そういう設定は全然構わないんだ。
当時の厳格な階級社会に立ち向かう恋!ってなもんで、
むしろ燃えで萌えな展開なんだ。
……だけどなー。
なんというか、
このふたりがそこまで惹かれ合っていたってところに、
ちょいと納得できなかったというか……。
エマは若い美人で、働き者、性格は控え目で照れ屋。
しかも、元家庭教師である主人のケリー・ストウナーから、
読み書き・立ち居振る舞いに始まりフランス語まで教わっていて、
そんじょそこらのメイドじゃない。
よってモテまくる。
だから恩師を訪ねたウィリアムが、
そこで出会ったエマにぽーっとなるのも当然っちゃ当然。
だけど、やっぱりほらそこが「階級社会」なわけで。
ウィリアムが、
「美人メイドつまみぐい♪」
って鼻持ちならないバカボンなら、
かえって納得はいくんだけどw
が、彼は好意全開のお坊ちゃんなのだ。
そういう人が最初から階級社会の常識をかなぐり捨てて、
メイドにそんなに熱心になるかなあ?
という疑問が、どうしてもつきまとってしまった。
そこまで一途に思い込むほど、
一目でエマに惚れ込んじゃったって印象も受けなかったし。
エマにしても、
ウィリアムにプレゼント買ってもらったり、
誘われたデートに出かけたりはしているが、
それってメイド的にはどうなんだろう?
もらったラブレターに片っ端からお断わりの返事を書いていたのに、
なぜにウィリアムにだけはそうもフレンドリーだったんだ?
大恩ある主人ケリーの教え子だったから?
だけどそれならよけいに遠慮しないか?
ってことで、
「……えーと、アナタたち一体いつからそんなラブラブに?」
という戸惑いを終始ぬぐえなかった。
もともとニブいもので、すみません(´・ω・`)
面白かったけどね!
この記事にコメントする