忍者ブログ
家族したり、本読んだり、ゲームしたり。 そんな日常の身辺雑記。  
[631]  [635]  [630]  [629]  [628]  [627]  [626]  [624]  [625]  [623]  [622
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

PR
メイドものとして名高い、森薫『エマ』。
現代日本のアキハバラあたりにいらっさるエセメイドではなく、
本格!英国!ヴィクトリアン!なメイドさんである。
(メガネっ娘だが)

 本編全10巻+他のメイドさんもの1巻   
 楽しくお勉強できるヴィクトリアンガイドも

もともとお勉強系マンガは大好物なので、
いつかは読もうと思っていたのだ。

で、やっと読んでみての感想。
「ヴィクトリアンな世界がとってもステキでした!
 勉強になりました!」

……うん、イギリス・ヴィクトリア時代の雰囲気を楽しむには、
とってもいいマンガだと思うんだ。
メイドその他の当時の人とか暮らしぶりとか、習俗だとか、
光だけじゃなくて影もしっかり描いていて、
それは本当に興味深かった。

ただなー。
基本となるストーリーに、ちょっと私はついてけなかったorz

いや、いいんだ、フィクションなんだから。
孤児でメイドのエマの恋の相手が、
成り上がりじゃあるが上流階級の端くれであるジョーンズ家長男、
ウィリアム・ジョーンズだって。
そういう設定は全然構わないんだ。
当時の厳格な階級社会に立ち向かう恋!ってなもんで、
むしろ燃えで萌えな展開なんだ。

……だけどなー。
なんというか、
このふたりがそこまで惹かれ合っていたってところに、
ちょいと納得できなかったというか……。

エマは若い美人で、働き者、性格は控え目で照れ屋。
しかも、元家庭教師である主人のケリー・ストウナーから、
読み書き・立ち居振る舞いに始まりフランス語まで教わっていて、
そんじょそこらのメイドじゃない。
よってモテまくる。
だから恩師を訪ねたウィリアムが、
そこで出会ったエマにぽーっとなるのも当然っちゃ当然。

だけど、やっぱりほらそこが「階級社会」なわけで。
ウィリアムが、
「美人メイドつまみぐい♪」
って鼻持ちならないバカボンなら、
かえって納得はいくんだけどw
が、彼は好意全開のお坊ちゃんなのだ。
そういう人が最初から階級社会の常識をかなぐり捨てて、
メイドにそんなに熱心になるかなあ?
という疑問が、どうしてもつきまとってしまった。
そこまで一途に思い込むほど、
一目でエマに惚れ込んじゃったって印象も受けなかったし。

エマにしても、
ウィリアムにプレゼント買ってもらったり、
誘われたデートに出かけたりはしているが、
それってメイド的にはどうなんだろう?
もらったラブレターに片っ端からお断わりの返事を書いていたのに、
なぜにウィリアムにだけはそうもフレンドリーだったんだ?
大恩ある主人ケリーの教え子だったから?
だけどそれならよけいに遠慮しないか?

ってことで、
「……えーと、アナタたち一体いつからそんなラブラブに?」
という戸惑いを終始ぬぐえなかった。
もともとニブいもので、すみません(´・ω・`)

面白かったけどね!

拍手

この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
mail
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (管理人しか読むことができません)
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
プロフィール
HN:
きた
性別:
女性
自己紹介:
ダンナ&息子ゆー&息子よーと
毎日いろいろ。
ブログ内検索
Jリーグチェック
FC東京チェック
エルゴラスパイレポ
苗木育成中
お守り
さるぼぼ
安産•成長祈願ブログパーツ
カウンター
アクセス解析

Copyright (c)きた雑記 All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog  Photo by Kun   Icon by ACROSS  Template by tsukika


忍者ブログ [PR]