〈読了〉やらない夫は大砲鳥に乗るようです。

第二次世界大戦ドイツ東部戦線のバケモノ、
みんな大好きルーデル閣下。
そのスレがあったというのでさっそく読んだ。

→やらない夫は大砲鳥に乗るようです。

ルーデルの戦績はそれ自体面白いんだが、
それをテンポいい演出で見せてくれる。
個人的にAAチョイスのセンスも好きで、一気に読んだ。
当時の写真や映像なんかの紹介もあるのがうれしい。
終戦後のルーデル！

　　　自らを価値なしと思うもののみが、真に価値なき人間なのだ！

戦争は繰り返しちゃいけない愚行だけれど、
自分以外のもののために、
命を賭けて戦った人を否定すればいいってものでもないと思うんだ。
面白おかしく（というと語弊があるかもだが）
ルーデルの戦績を見せてくれると同時、
戦争について考えたくなる作品でもあった。

にしても、
時々使用される『ムダヅモ無き改革』のルーデルAAが、
無駄にカッコよすぎるｗｗｗ

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〈読了〉あれこれたまご

よーの宿題には「どくしょ」がある。
それも一人で読むのではなくて、
家族で一緒に読むものだ。
ということで、
週に1冊ずつ新しい本を読んでいる。

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最初よーは、
「この顔が怖い！」
と嫌がっていたｗ
が、いざ開いて読み始めると態度が変わった。

たまごの視点で、いろんな「変身」（＝料理）を語るこの絵本、
口調が関西弁なのだ！
これが楽しい。
私は関西にまったく無縁なのでエセ発音なのだが、
それでも自然と独特なリズムで読んでしまうｗ

ホットケーキになったり、
茶碗蒸しになったり、
たまごスープになったり、
オムレツになったり。
またたまごの「変身」も美味しそうでｗ

これまでどんな絵本もサラリと流してきたよーが、
この本に限っては、
「もう1回！」
と再読リクエストしたくらいだ。

この本がめちゃくちゃ気に入ったよーの希望により、
夕飯が急遽オムレツになったｗ
どっちかっていうと朝ご飯のイメージなんだが、
まあいいや。

楽しくて美味しい絵本でしたｗ

いまさらながらDQ9

実家の弟から借りてきたDQ9を、
いまさらプレーしている。

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ゲーム中にはこんな元気キャラいないなｗ

新作ゲームは、
一からシステムその他を覚えなきゃならんのが、
なんだか敷居が高くて躊躇する。
年取ったなーorz

その点、ドラクエは安心安定。
スライムとか、なごむわー。

私がやっているのを横からのぞいているせいもあって、
ゆーもよーも「ホイミ」なんて言うようになった。
自分が子供の頃やったゲームを、
わが子もやるようになるなんて、
なかなか感慨深いな。
その割にはまだ「DQ9」だがｗ

ゲーム評価はあれこれあるようだけど、
疲れたくない身としては、
これくらいがちょうどいいなｗ

特に錬金が面白くて、
よーにも材料集めをせっつかれる。
まったりやろう。

〈読了〉GIANT KILLING(20)

発売日当日に楽天ブックスから届いて、
もちろんすぐに読んだけど、
感想を書き忘れていたｗ

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サックラー万歳ヽ(T∀T)ﾉ

プロスポーツ選手になれる人間は、ほんの一握り。
私の周辺にそういう人はいなかったけど、
想像は簡単につく。
同じ人間と思えなかった運動神経を持ったクラスメイトたちの、
さらにさらにもっともっとすごい人たちが、
プロスポーツ選手になるんだろう。

そこまでの才能に恵まれなかった人間でも、
もちろんスポーツが好きだ。
ある人の場合、それは観戦という形を取り、
また別の人の場合は他者に伝えるという形を取る。

だけど、
どうしてもそのスポーツの「当事者」になりたい、
そんな一般人はどうするのか――

私はずっとピッチに立ちたかったのだ……

そんな佐倉のモノローグに泣けた｡
なりたい自分があって、
だけどどうしてもなれない現実があって。
ああああああ｡･ﾟ･ヽ(TДT)ノ･ﾟ･｡

選手になれる才能なんてなくて、
チームとのコネもなくて、
そんなないない尽くしの佐倉が監督になるまでは、
サラリと描かれているけど、
どのステップをとっても普通の人にはできないと思うｗ
このサッカーへの情熱こそが、
佐倉にもちゃんと備わっていた才能なんだな。

だから佐倉は監督として勝利を目指す。
ソリの合わない選手・小森の才能もきちんと認め、
勝つために彼の覚醒をうながす！

……と、たっぷり佐倉に感情移入したところで、
達海が立ちはだかるんだｗ
ああ、またいいヒキすぎる。
やっぱりジャイキリは面白い！

豊かな人生のために

ゆーへ来た学習塾のDMの中の記事に、
いいことが書いてあった。

人間には感情があり、感情には、
同情や思いやり、あるいは嫉妬や怒りなど、
さまざまな種類がある。
そうした中、人格形成をする上で重要な感情は、
「情操」という6つの感情なのだそうだ。

1.知的(科学的)な感情
　　　　知識を得たり、真実・真理に触れる喜びの感情
2.道徳的な感情
　　　　他人に対する愛の感情、善悪に対する感情
3.自然への感情
　　　　山川や草木、海など自然を愛する感情
4.動物への感情
　　　　動物をかわいがり、命の美しさを感じる感情
5.芸術的な感情
　　　　広い意味での芸術(お笑い・ファッション等も含む)への感情
6.宗教的な感情
　　　　神社仏閣やお墓などへの感情

これらの感情に共通するのは、
自分という個を超えてもっと大きな枠組みで感じるもの、
という点だと思う。
そういう巨視的な感情経験を育むことで、
自我を相対的に受け取ることもできるようになるんじゃなかろうか。

逆に言えば、
こういう経験が少ないと、
いつでも自分基準の小さな世界での枠組みでしか
物事をとらえられなくなるんだろう。

ものすごく心に響いた記事だったｗ