PR
今日もニュースは汚染米にかなりの時間を割いている。
リスクっていうのは決して0%にも100%にもならないものだけれど、
心理的には0%か100%かのオール・オア・ナッシングなんだよな。
「絶対に安全」でなければ「絶対に危険」、
どっちかでしかない。
今回の騒動は「絶対に安全」を追求してのこと。
だけど、
「汚染米を使ったおそれがある商品と名前が似ている商品」
をあわてて返品する人はなーんか違ってる。
少なくとも冷静じゃない。
危険を回避したいなら、
冷静に危険の実情を見極める必要があるのに、
そこまでやっている人は多数派には見えない。
なにかが危ない「らしい」というだけの認識で過剰反応する人は、
大丈夫「らしい」というだけの認識で、
すでにかなりのリスクを背負い込んでる気がするんだが。
とか言う私も、
リーマン・ブラザーズの経営破綻やAIGの倒産危機が
わが家の家計に及ぼすリスクなんて、
まったくもってわかってないし、
本気でわかろうともしてないんだけどねw
リスクっていうのは決して0%にも100%にもならないものだけれど、
心理的には0%か100%かのオール・オア・ナッシングなんだよな。
「絶対に安全」でなければ「絶対に危険」、
どっちかでしかない。
今回の騒動は「絶対に安全」を追求してのこと。
だけど、
「汚染米を使ったおそれがある商品と名前が似ている商品」
をあわてて返品する人はなーんか違ってる。
少なくとも冷静じゃない。
危険を回避したいなら、
冷静に危険の実情を見極める必要があるのに、
そこまでやっている人は多数派には見えない。
なにかが危ない「らしい」というだけの認識で過剰反応する人は、
大丈夫「らしい」というだけの認識で、
すでにかなりのリスクを背負い込んでる気がするんだが。
とか言う私も、
リーマン・ブラザーズの経営破綻やAIGの倒産危機が
わが家の家計に及ぼすリスクなんて、
まったくもってわかってないし、
本気でわかろうともしてないんだけどねw
![]() |
「専門家が書いたエッセイ」は大好きだ。
しかも獣医モノ。
こちらの舞台はカナダではあるが、
英国獣医師Dr.ヘリオットの、
愛と笑いにあふれたヨークシャー・デイルを期待して読んでみた。
……にしても、内容以前に、
このタイトルの安っぽさ(失礼)はどうにかならんのかヽ(`Д´)ノ
原題は"Don't turn your back in the barn"、
「家畜小屋では背を向けるな」
意訳すると「家畜小屋では後方注意」って感じか?
ズバリ最初の章題が「雄ヤギには背を向けるな」なので、
そのまま本のタイトルにするのは気が引けたんだろうか。
「獣医」を「動物のお医者さん」と言い換えるのは、
日本語としてはまったく間違っちゃない。
んが、『動物のお医者さん』というそのものズバリな、
しかもかなりの有名マンガがあるだろう!
このタイトルを決めたのが翻訳者だか編集だかは知らないが、
知らなければ無知すぎるし、
知ってて使ったのならセンスが、というか根性がよくない。
このフレーズを使った時点でパチもん臭・二番煎じ臭が漂ってるよ!
で、「毎日が冒険」と来たもんだ。
そりゃ600kg超の牝牛と格闘するのは立派に「冒険」だろうが、
こと読み物に関して期待する「冒険」とは意味合いが違うだろう!
また筆者のデイヴ・ペリン先生は、
たしかに210cmの大男ではあるものの、
断じて肉体派ってタイプじゃないのだ。
70年代カナダの田舎町で、
新米獣医師ながら自分の病院をなんとか構え、
常に患者の歯茎の色と直腸体温を丁寧に確かめ、
ビジネスの成功を願いながらも動物好きのお人好しという、
どっちかっていうと繊細な印象の人なのだ。
「冒険」って言葉は似合わない。
内容無視してとにかく興味を惹きそうなタイトルつけただけじゃないか、
なんて疑惑がちらほら。
のっけのタイトルからセンスのズレを感じてしまったが、
内容は……うん、まあ時間の無駄ではなかった。
元の文章か翻訳のせいか、ときどき読みづらいところはあったけど。
ただ、牧歌童話といったDr.ヘリオット的世界を期待すると、
このカナダの獣医師事情は全然違う。